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Channel: ITとBL(ボーイズラブ)小説が好きなふつかです。
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就活中の面接、女の嘘泣きは通用する?[仕事]

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【就職活動中、面接で嘘泣きをして、誰もが羨む一流企業に入れました。(所詮、面接なんて嘘の見せ合いの場ですよ)】発言
女の子は嘘泣きできると人生で得ですよね?

私は、小さい時ウソ泣きができるようになり(特技)、次第にそれが実生活で役立つと感じました。
付き合っていた男の前で、何度も「別れたくない」と嘘泣きをして得をしました。男から様々なものを貢いでもらえました。

就職活動中、面接で嘘泣きをして、誰もが羨む一流企業に入れました。(所詮、面接なんて嘘の見せ合いの場ですよ)

私が勝ち組の旦那と結婚できたのも、嘘泣きが出来たからです。
ここぞ!と言うタイミングで本当の涙が流せる女だったからこそ、人生で得をしました。
嘘泣きは、生きる為の知恵です。





冒頭は、Yahoo知恵袋からの引用です。

質問者さんはいろいろ言っていますが、ちょっと引っかかったのは
「面接で嘘泣きをして、誰もが羨む一流企業に入れました。(所詮、面接なんて嘘の見せ合いの場ですよ)」
の文。


たかが一般人の女が泣いたところで、"誰もが羨む一流企業"が採用を決定するとは思えません。
むしろ、泣いてしまうのは自分の評価を落とす行為です。

この女性は、「嘘泣きで一流企業に入社した」と言っていますが、本当に入社したのか疑わしいなあ。


***
大手企業の採用までの流れはこんな感じが多いと思います。

大手IT企業、システムソフトの内定が決まるまでの流れ。
■マイナビよりエントリー 
↓ 
■会社説明会へご参加 
↓ 
■適性検査、プレ・テスト 
※基礎的な能力や適性、志向性を確認するテスト(所要時間120分程度)です。
↓ 
■面接1:人事担当者面談
↓ 
■面接2:プロジェクト担当者(管理職クラスまたは先輩社員) 面談
↓ 
■キャリア面談 
↓ 
■面接3:役員面談 
↓ 
■内定
選考方法適性検査、論述試験、面接数回


大手商社、三井物産の場合。
プレエントリー(キャリア登録)
・本エントリー(正式応募)
・書類選考
・書類選考結果通知
・WEBテスト
↓ <キャリア採用セミナー開催決定>
・WEBテスト結果通知
・面接(7月初旬から下旬まで、休日・祝日に複数回実施)
・最終面接(7月下旬の週末に実施)
・意思確認を経て内々定(8月初旬予定)


多くのライバルたちがひしめく書類選考を通過し、そして筆記試験に合格し、最後の面接までたどりつくのは相当すごいこと。
さらに採用されるには、2、3回の面接を通過しないといけないし。

一流企業に就職するのって、むちゃくちゃ大変です。


下は、書類選考が通ったあとの内容。用語の説明はウィキペディアから引用したものです。

【筆記試験】
筆記試験はSPIや、論述試験、小論文などがあります。

SPI: 
SPI総合検査。リクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査である。いろいろな側面から見て総合的に判断するテストであり、人物中心主義のニーズに応えたものとなっている。

論述試験:
文章によって専門知識の理解度、運用力を測る試験。

【面接】
・グループディスカッションがあります。
・プレゼンします。
・圧迫面接あります。

グループディスカッション:
就職試験でも人物試験として頻繁に行われており、この場合は一般論や正論を述べることが評価されるとは限らず、討論の結果よりも被験者のコメントおよびコミュニケーション能力、集団の中での役割が注目される。

プレゼン:
情報伝達手段の一種で、聴衆に対して情報を提示し、理解・納得を得る行為を指す。

圧迫面接:
いわゆる教科書的な模範回答に終始する受験者の「本音」を見るために行われる。
営業職など、仕事上不特定多数の顧客や取引先に応対する必要のある業種において、クレームや要望にきちんと対処できるかどうかを見るため行われることが多い。
アメリカ企業において考案された面接方式であり、それが日本を含めた各国に輸出された。

圧迫面接においては、回答そのものよりも、感情的になることなく臨機応変に迅速かつ冷静な回答をする「態度」が評価される。
面接担当者に声を荒らげて反論する等の感情的反応や、逆に言葉に詰まり、反論できずに黙り込んでしまう萎縮した態度、圧迫面接に対し不快感を表明したり、表明しなかったとしても面接官に不快感を悟られたりすることも評価を下げ、不採用の対象になる。


***
たしかに面接のときに、面接官に突っ込まれた質問をされたり、トゲのある言い方をされて泣きたくなるときはありますが、ここでぐっとこらえないと、おそらく不採用になるかと…。

質問者さんは、「所詮、面接なんて嘘の見せ合いの場ですよ」なんて余裕なこと言っていますが、現場はそんな余裕を言える空気ではないです。

入社したということなので、いくつかの難関を乗り越えて最終面接までたどり着いた…ということになりますが、ここまできて、最後に「嘘泣きをする」なんていう危ない行動は、はっきりいってできないです。

それらをふまえると、質問者さんの話って、なんか嘘くさいなあ。
…というか、ひょっとしたら、試験やら面接やら、企業に評価されているときの緊張感を味わったことがない??



ちなみに、わたしは優等生でもなかったので、一流企業どころか二流企業にも書類選考や筆記試験でことごとく落ちていました。
やっと就職できたのが小さなサーバー屋さんだったけれど、数年後にはリストラされていました(涙)


あと、上の内定までの流れは大卒枠の場合で、高卒枠の流れではありません。



その他のお仕事関係の記事はこちらにあります。

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