前回のお話の続きです。
そしたら彼女の腕がドンドン、って布団叩いてた。
ひじを曲げて、倒すみたいな感じで、ドン、ドンって。
気になったから、布団めくって彼女の顔を見ると、彼女は顔をばっ!って隠して「はずかしい!」って。
「ごめん、やっぱりなめられるのいや?」って聞いたら彼女がこっちむいたんだ。
そしたら下唇の下らへんから血が滲んでいるんですよ。
俺びっくり!!
もう舐めないほうがいいかなぁと思って、ちんこ入れようとまたの間に入ったら「まだ、舐めてほしい」とか言うんです。
俺舐めるの好きだから、すぐ布団に潜って股の間に顔を戻した。
で、またどんどん!って音。
それと同時に空気がぬけるようなシーシーって音も聞こえてきた。
俺布団かぶってたから、シーシーの正体がわからない。
時間がたつにつれて音がドンドン大きくなってきて、
ああ、これ鼻息っぽくなってきたなって思った。
喘ぎ声もいつの間にか消えて、フーフーッ!ンー!ってのが聞こえてた。
俺そんなにうまい!?
少しワクワクしながら舐めてたら、布団の隙間から手が見えたんですよ。
そしたらこれでもかー!ってぐらい爪たてて布団ひっかいてた。
これは気持いいからの行動じゃねぇと思った
こめまくってて、気持ちよくてシーツを握るとかそんなんじゃなかった。
とにかく顔を見よう!と思って、股と布団の隙間から見上げる感じで彼女の顔を見た。
目は見えなかったけど、歯をすごいくいしばって、 ふーふー!ってしてる彼女が見えた。
布団の中から「だいじょぶ?」って声かけたんだけど返事がなく、仕方ないから布団から出て彼女の顔を見た。
一言でいえば怖い。
前歯で思いっきり下唇の下噛んで、食いしばりながら、 目をひんむいてふーふー言いながら右腕をバンバン布団にたたきつけてた。
俺クンニもしてないし、なんもしてないのにずっとその状態。
なんか発作でもおきたのかと思って、 フロントに電話しようと思ったのです。
受話器に手をかけたら、彼女がガバ!って起き上がって俺に抱きついてきた。
そのとき俺立って電話かけようとしてて、彼女に背中むけてたんだ。
もう両手両足でクレーンキャッチャーみたいな感じで抱きつかれて、俺そのまま後ろに倒れた。
そのまま後ろに倒れて、うわぁって思って立ち上がろうとしても、 後ろから両手両足でがっしりつかまれて立ち上がれない。
「ちょ、やめてやめて!」
って大声で怒鳴ってもずっと後ろで
「ふーふー!」
って言ってる。
時々顔が見えるんだけど、口からたくさん血が出てた。
爪をたててガリガリするものだから俺の二の腕とか胸からも血が出た。
それから彼女は、女独特の「キィエエエエエエエエエ!!!」って感じの悲鳴を上げ始めたんですよ。
もう会話すらできない。
ああ、本当しんだ、しんだ!と思った。
女はガンガン頭振って両手両足で俺をはさんで、悲鳴の間にふーふー!って歯くいしばって……。
思い出すと手が震える。